2019年9月21日土曜日

劇団トマト座 移転のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて このたび劇団トマト座は9月30日より下記事務所に移転させて頂く事になりました。
これを機に劇団員一同、気持ちを新たにより一層精進していく所存でございます。
改めて日頃のご愛顧にお礼を申し上げるとともに、今後とも変わらぬお付き合いのほどお願いいたします。

【移転先住所】

〒187-0001 東京都小平市大沼町4-33-10

【移転先電話番号・FAX】

TEL 042-313-6555
FAX 042-313-6559

(フリーコール0120-177-415及びMail・URLは従来どおりです)

引越し日の9月30日は電話が繋がりにくくなることがありますのでご了承ください。

新社屋

2019年8月13日火曜日

ご観劇いただきましてありがとうございました。

7月20日にスペース・ゼロホールで公演いたしました「冒険西遊記」に沢山のご来場をいただきまして誠にありがとうございました。
また次回作品にて、皆様にお会いできる日を楽しみにしております!


ご来場ありがとうございました!

2019年5月31日金曜日

第47回 夏休み児童・青少年演劇フェスティバル「冒険西遊記」チケット販売開始!

また夏フェスの季節がやってきました。

劇団トマト座は「冒険西遊記」を上演します!今年は午前・午後の2ステージです。
 
 孫悟空が三蔵法師の供をして天竺まで旅をする冒険物語。
猪八戒・沙悟浄との出逢いと友情、妖怪たちとの激しいアクションをお楽しみ下さい。




演目:「冒険西遊記」
日時:7月20日(土)
      午前 10:30開場 11:00開演
      午後 13:30開場 14:00開演
会場:全労済ホール/スペース・ゼロ
料金:前売り2000円・当日2500円 ※団体・各種割引あり

全席指定ですので、お誘い合わせの上、お早めにお求めください。


以下の窓口でもお申し込み頂けます。

劇団トマト座事務所: 0120-177-415(フリーコール)
                email:tomatoza@pop21.odn.ne.jp

日本児童・青少年演劇劇団共同組合(児演協): 03-5909-3064 

スペース・ゼロチケットデスク:https://www.spacezero.co.jp/ticket

※お申込みの際、下記の内容をお伝えください。
[1]日時=7月20日 [2]作品名=「冒険西遊記」 [3]枚数 
[4]お名前 [5]ご住所 [6]電話番号

皆様のお越しをお待ちしております。

2019年5月17日金曜日

稽古場便り

いよいよ元号「令和」が始まりました。新しい時代の幕開け、気持ち新たに舞台づくりを進めています。
本日は平成最後の、稽古場の様子をご紹介します。

この冬から春の稽古期間は、いつものトマト座稽古場だけでなく、町の集会所やスタジオをお借りして実施しました。場所を変えて稽古するのもまた新鮮。

普段の稽古場よりも離れた位置から仲間の芝居を見られました

4人の人形遣いの息をピッタリ合わせます

近くのホールを借りての稽古も試みました。
キャスティングも今年度の班編成とは少し変更。相手役が変わって、いつものテンポから新しい関係性を組み立てるのも芝居の面白さです。


いつもは別班のタケシとヨシコ

また1月から4月まで、毎週土曜日に研修生に向けたレッスンを開催しました。
劇団員も一緒になって学び合う場。歌・ダンス・芝居、と刺激し合いました。


メイク講習風景

「カタルタ」を用いた“可能性を広げる”レッスン

4月の後半には旅公演前の戻し稽古。慣れた稽古場で、またいろいろな表情が生まれました。


おどかすライオンと怖がるドロシー

知らんふりを決め込む仙人とからかう孫悟空

そして5月。また全国をまわる旅のスタートです。
半期ともに歩んできた仲間たちと、一生に一度の「出逢い」を大切にお芝居を届けていきます。多くの心と触れ合える旅になりますように。温かな応援、どうぞよろしくお願いいたします。

旅先の空を泳ぐ鯉のぼり

2019年2月17日日曜日

沖縄からの想い

2018年12月「ひめゆり」沖縄公演をご覧くださったひめゆり平和祈念資料館職員の方にいただいたご感想をこちらでご紹介させていただきます(一部抜粋)。

ひめゆり

  • 「ひめゆり」を上演してもらったことには大きな意義があると思います。
    舞台を観て、体験者たちから聞かせてもらった証言を反芻し、あらためて、10代の彼女たちが懸命に戦場で生きる姿を想像していました。そのことが、とても意味があることだと思いました。こういう機会がないと、ひめゆり学徒隊の事実に全くふれることがないまま大人になってしまう子が沖縄の中にもいると、私たちは思っています。沖縄の高校で「ひめゆり」を上演してもらったことには大きな意義があると思います。 
  • 『慰霊の日なんて面倒くさい』
    印象的だったのが、冒頭の「慰霊の日なんて面倒くさい」「戦争なんて嫌いだし、考えたくない」という意味のセリフ。一気に、みんながシーンとなって劇に引き込まれたように感じました。勝手な推測ですが、今の高校生たち、同じように思っている子たちはいっぱいいると思います。でも、あのセリフを聞いて初めて、客観的に「こんな風に聞こえるのか」と、何か「はっ」としたのではないか、と思いました。 
  • 戦争のことを知るという「経験」
    「伝えたい」という強い思いがあればその思いは伝わる、とトマト座のみなさんの演技を見て感じました。「戦争体験は体験者にしか伝えることができない」という意見があります。でも、体験者と全く同じには伝えることはできなくても、私たちが何を伝えたいのかを明確に持っていれば、その思いは伝わるのだと信じています。すぐに伝わらなくても、戦争のことを知るという「経験」をすることで、次の何かのきっかけで、思い出し考え出す「種」になるかもしれない。体験者の人たちもきっとそれを信じて、伝え続けてきたのだと思います。
リハーサル風景

 全国各地で「ひめゆり」の上演を始めてから5年。沖縄にこの作品を届けることは兼ねてからの願いである一方で、大きな覚悟がいることでした。
ご観劇後に反応を伺うと、有難いお言葉の数々。勇気をもらう劇団員たちでした。
観ていただいた沖縄の方々からの想いを引き継ぎ、亡くなられた多くの尊い命と沖縄戦の史実と誠実に向き合って、これからも何かのきっかけになるような種まきをしていきたいと思います。