2015年12月25日金曜日

公演班旅便り/赤班

年の瀬が迫る中、ホールでの公演や「ひめゆり」公演の多かったこの1ヶ月。そのため、赤白合同班になったり、客演の方々のお力をお借りしたりしながら、旅公演をしてきました。

11月24日~26日は、青森県弘前市にて「冒険西遊記」6ステージの公演。1回1回の公演に発見があり、役者としても熱の入る3日間でした。
楽屋の様子 11/24
舞台クライマックス 11/26
本番中も元気いっぱいで観劇してくれた子どもたち。
終演後のお見送りでは、そんな子どもたちの笑顔を間近で見ることができました。
やっぱり、一番人気は孫悟空さん。



皆さん、次の写真は何をしているところかわかりますか?
こちらは貴重な音響席の様子です。
本番中、舞台に出ていない役者は裏方として公演を支えています。
音響・照明だけでなく、小道具の準備をしたり、背景を変化させたり、場面に必要な演出に関わったり…裏方の様子も、またの機会に改めてお見せしますね。


今回のチームで記念撮影。普段の赤班に加えて、客演の方々にもご参加いただきました。
既存メンバーにとっては、新鮮な意見を得られたことが大きな収穫。
人の数だけ、創造の形もあるという面白さがありました。

客演の方々にもご参加いただきました。

また、今回の公演では、中学生に向けた演劇ワークショップを開催。
短い時間の中ではありましたが、演劇の基礎的訓練とグループごとの即興劇に取り組みました。
期待や緊張、不安…たくさんの思いが入り交じる中、生徒たちが精一杯につくりあげた1つの劇的空間。
その真剣さや柔軟さに、劇団員たちも各々心を動かされたようでした。






12月2日~4日は、赤班・白班合同で「ひめゆり」公演。
こちらは、茨城県ひたちなか市の中学生の皆さんにご観劇いただきました。
12月は他にも、埼玉県や神奈川県で「ひめゆり」を上演いたしました。
戦技70年の節目の年、過去を知り、今やこれからを思うきっかけの一つになっていればと願うばかりです。




今年最後のお仕事は、千葉県千葉市のホールでの「オズの魔法使い」。
午前中は超満員。午後はお客様と近い距離感で公演ができました。
小さな子どもや大人の方まで、「面白かった」「楽しかった」「泣いちゃった」と嬉しい反応。
何年か前の別の作品もご観劇いただいていたリピーターの方も!本当に有難いことです。







どんな会場でも、どんなコンディションでも、観に来てくださっているお客様に「何か」を届けるために今年も一同邁進してきました。
来年また一歩、劇団トマト座として前進できる年にしたいと思います。
ご縁のあった皆様、お世話になった皆様、応援してくださった皆様、たくさん力をくれた子どもたち、今年一年、誠に有難うございました。
どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。皆様にとって、良い新年となりますように。