ひとつひとつの公演に出逢いがあり、発見があり、学びの多いシーズンでした。
今日は、この秋の白班の北海道での様子をお届けいたします。
◆8月27日
赤班に続いて北海道に入りました。
向かう場所は稚内。途中、宗谷岬に寄って翌日の「ひめゆり」の成功を祈ります。
帰り際にはなんと鹿の群れに遭遇!良いことが起こりそうな予感です。
◆8月29日
「ひめゆり」を終えて、江別市で「オズの魔法使い」。今年度の白班メンバーでの初公演となりました。
北海道の大地のおかげで、のびのびと芝居に集中できた一同です。
またこの日は公演後に特典プラン「役者トレーニング体験」がありました。
公演を観ていただくのとはまた違う、お客様と役者が直接触れあえる貴重な時間です。
◆9月3日
この日はオフということで、メンバー全員で幸福駅を訪れました。
雄大な景色、色とりどりの花たち。役割を終え、今は訪れる人々に幸福をもたらす場所へと変化した駅と、線路に静かにたたずむ電車。
その空気を胸いっぱいに感じて、心と体のリフレッシュをすることができました。
◆9月6日
岩見沢市での「子象物語」。
ミュージカル仕立てのものが多い劇団トマト座の作品の中で、小学生対象の唯一のストレート芝居です。戦争の渦へ巻き込まれていく、市井の人々と子象のトンキー。
歌や踊りがないお芝居なので役者同士の間合い、テンポ、掛け合いが大切になる作品です。
トマト座創設から30年程のロングラン作品。皆、情熱を持って取り組みました。
年内の公演もあと数回。一期一会、お客様に楽しいお時間を過ごしていただけますように。
初心を忘れず、一同、年末まで駆け抜けてまいります。