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2016年7月3日日曜日

公演班旅便り/赤班

新たなチーム編成となり、担う役割にもさまざまな変化のあった赤班。
試行錯誤しながら、元気いっぱい旅をしています!

白班に先行して、旅公演をスタートさせた赤班。ですが慣れかけたところにトラブルは起きるもので…

6月7日、山梨県甲州市「冒険西遊記」公演。
こちらの学校さまにとって、初めての演劇鑑賞の機会。普段演劇に触れる機会のない子どもたちに、思い切り楽しんでもらえるよう、いつもよりも早めに体育館に入らせていただいて、仕込み作業をしていた所、トラブル勃発。長年使用していた照明機材の電源が入らない、というまさかの事態。

一時はどうなることかと思われましたが、先生方にもご協力いただき、また、公演地が山梨県であったため、奇跡的に劇団の事務所から応援がもらえる距離だったこともあり、ぎりぎりまで粘っての無事開演。

子どもたちから、本当にのびのびと楽しんでいる様子が見え、一同、ほっ…と胸を撫で下ろしたのでした。
機材もあっての公演。大切な相棒、このようなことが再び起きないよう、ひとつひとつ丁寧に管理していこうという思いを新たにする機会をいただきました。


翌日6月8日は、岐阜県輪之内町での「オズの魔法使い」公演。
終演後、校長室にて、校長先生が学生時代に人形劇をされていた、ということでお話が盛り上がりました。
劇活動を通じて、子どもたちの心を柔らかく耕す…いつか先生とご一緒に何かつくれる機会があったら嬉しいものです。

校長先生と記念撮影

6月15日、広島県。
前日、平和記念公園周辺でオフを過ごした赤班一同。
この日は「子象物語」の公演でした。「平和」のことに触れる機会が日常であろう広島で、どのように子どもたちに届くだろうか、とやや皆緊張しながらの公演でしたが、子どもたちの反応や、また、終演後の先生方とのお話の中で、「子象物語」にしてよかった、というお言葉も頂戴することができ、さらに力をいただきながら次の地へ向かうことができました。



上記3点、学校さまのホームページより

翌日、富山での公演を終え、その日は滋賀県で宿泊。
6月17日、大阪のフェリー出港時間まで、近くの彦根城までぶらり。

本物の彦にゃんには会えませんでした

6月19日、福岡県のオフ日、世界遺産に登録された「八幡製鉄所」を拝見。
日本の産業革命の希望の地。ボランティアの方が色々な説明をしてくださいました。多くの人々の想いを背負ってきた八幡製鉄所、目にしてみると感慨深いものでした。


たった1ヶ月の中で、たくさんの出逢い、学び、気付きのあった6月。
多くの方に支えていただいて、子どもたちに舞台を届けることができているのだということを改めて胸に刻み、1学期残りの旅に臨んでいきます。