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2014年2月6日木曜日

子どもたちからの感想 H25年度後半

立春を過ぎたものの、春とは名ばかりの冷え込みが続いている今日このごろ。
トマト座の事務所には、秋冬出逢った子どもたちからの感想文が、保管ボックスいっぱいに届けられています。
自分の心の中がどんな風に動いたか、一人ひとりの子が、一生懸命に言葉を選んで伝えようとしてくれた気持ち。
今回も、その一部をご紹介します。


~躍るごんぎつね~
  • 劇が終わって、授業が終わって、みんなに劇のことを言いました。その日の夜は、とてもいい夢を見ました。次は家族みんなで観たいです。(愛知県・5年)
  • 劇では歌、動作、声。「ごんぎつね」の本とはちがう世界 に入れました。(愛知県・6年)

~子象物語~

  • いろいろな動物が殺されてるのを見てすごくかわいそうでした。今でも牛や羊やぶたや鳥などの動物を殺して私たちが食べているのです。これからは、動物達や人々の命を大切にして、感謝をこめて命をいただく動物にお礼をいって味わって食べていきます。(北海道・5年)
  • 飼育員さんは、トンキーを見て苦しいと思い、楽にさせてあげたいと毒がついたりんごをあげようとしたけれど、トンキーは食べずに人間をかなしませないように自分なりに努力したと思いました。これからは、トンキーのように人の気持ちをわかる人間になりたいです。言われなくても手伝ったりしたいです。(北海道・5年)

~ピノッキオの冒険~
  • ぼくは「ピノッキオの冒険」の劇をみて、人は失敗するんだなと思いました。わけは、ぼくは給食を食べられない頃があってちょっと落ち込んでいました。けど、ピノッキオの冒険を見て、「失敗してもいいんだな」と思いました。ぼくも前向きでいようと思いました。(熊本県・2年)
  • 一番心に残ったところは、ピノッキオが約束を破ったりし ながらも最後には勇気を出してゼペットじいさんを助けに行こうとしたところです。私は絶対に「勇気」や「思いやりの心」を忘れたらいけないんだということを学びました。私も今までお父さん、お母さんの言うことを聞かなかったりすることがありました。これから今までのことを 振り返りたいなと思いました。(熊本県・6年)
  • 私は「ピノッキオの冒険」を観て、とても感動しました。 終わったあとには拍手だけで言葉は出ませんでした。ピノッキオとアルレーの仲のよさがよくわかり、思いやりの強さがすごく伝わってきました。劇なのに劇じゃなく、本当の親友なのではないか、と思いました。(熊本県・6年)
~冒険西遊記~

  • クライマックスのときに、家族や、友だちや、兄弟の大切さがわかりました。あと、三蔵法師が好きになりました。なぜかと言うと、やさしいし、正しいことをしていて、ずっと目がいったからです。 (北海道・2年)
  • 最後、戦いが終わったあと一人になったとき、仲間と一緒がいいといったところが、もうあばれんぼうじゃなく、みんなの気持ちがわかるようになったんだなと思いました。(愛知県・1年)
  • 私が一番心に残ったことは、悪い人も仲間になれることがいいなと思いました。(愛知県・2年)

~オズの魔法使い~

  • 今日皆さんに演じていただき、とてもいろいろなことがわかりました。1つ目はみんなで力を合わせればなんだってできるということです。今回たくさんの人で演じた中で、みーんなとても心がきれいな人でした。そしてとてもキラキラしていました。2つ目は友だちの大切さです。いつもこんな事は考えないのに、今日はなんだか考えることが出来ました。そして、とても「特別な日」でした。そして、今日はじめて、友だちや家族は大切なんだなと実感できました。(北海道・4 年)
  • これからは自分一人で未来へ向かっていくから自分のことは自分でやりとげないといけないと思いました。(埼玉県・5年)
  • ドロシーがオズの世界から自分の故郷に帰ってこれたシーンに感動しました。この劇で学んだことは、自分の故郷のことを知っているのは、他の町の人ではなく、自分が良くわかっていて、自分が生まれ育った町というのはとてもいごこちが良い所で、遠くはなれた所にいると、帰りたくなるような場所なんだなぁと思いました。(埼玉県・6年)

たくさんの感想文をトマト座にお届けくださった皆様へ。本当にありがとうございました。
来年度もこれを励みに、ひとりでも多くの子どもたちの瞳を輝かせられるよう、公演していきたいと思います。
応援よろしくお願い致します。